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コラム

国会議員関係政治団体その他地方政治資金団体の皆様へ

【 政権交代による影響 】

政権交代により民主党の今後の政策に国民の注目が集まっているが、当選・落選にかかわらず、政治団体には、団体の会計担当者が今年分から帳簿をまとめ、登録政治資金監査人にその監査を委ねなければならず、実際に来年の平成21年5月31日までに提出する収支報告書には、関与してい登録録政治資金監査人のチェックした監査報告書の添付が義務付けられているのです。ベテラン議員の政治団体については、既に関与している監査人がいることでしょうが、新人議員の皆様は、一刻も早くご自身の政治団体に責任をもって関与してくれる監査人を探す必要があるのです。選挙結果に一喜一憂することなく、将来を見据えて国民の真の信頼を得るためには、政治資金やその使い道の透明性と収支報告書に義務付けられている内容にとどまらないクリーンさをアピールすることこそが、今後求められる政治家の姿となることでしょう。

【 ご用意頂く会計帳簿・領収書等 】

登録政治資金監査人は、収支報告書のみならず、国会議員関係政治団体の内部資料である会計帳簿や領収書等の書類の監査を含め、外部性を有する第三者として国会議員関係政治団体のすべての支出をチェックする必要があります。そのため、会計担当者の方に対して状況により随時資料等の提示を求めることは必定ですが、原則としては(最低限)以下の資料等をご用意頂く必要があります。
1. 会計帳簿
2. 領収書等
3. 収支報告書
4. 徴難明細書

※その他、監査人が監査に必要なものとして求めた場合、他の資料等も提示して頂く場合もあります。